痛烈な一撃:
戦艦アリゾナへの空襲
爆撃の激しさを今に伝える
アメリカの第二次世界大戦の歴史を伝える貴重な展示物
1941年12月7日午前8時過ぎ、10機の日本海軍の艦上攻撃機「中島 九七式3号(Nakajima B5N2 [KATE]」が戦艦アリゾナを攻撃しました。高度10,000フィートから4発の爆弾が投下されました。
最初の3発の爆弾は、甲板下の小規模な火災を引き起こす程度の軽微な被害にとどまりました。4発目の爆弾は、第2砲塔付近の5つの甲板を貫通し、黒色火薬庫に落下し、前方の砲塔の弾薬庫と火薬庫に引火しました。
その結果、爆発はすさまじい勢いで炸裂し、甲板は崩れ落ち、戦艦アリゾナは数分で沈没。1,177人の命が失われました。 その日の午前中が終わるまでに、アメリカはこの時代を象徴する世界戦争へと突入しました。
最新展示「痛烈な一撃:戦艦アリゾナへの空襲(A Piercing Blow: The Aerial Attack on USS Arizona)」では、運命の日に砲撃・反撃を行った航空機というまったく新しい視点から「永遠に記憶に残る不名誉な日」について学ぶことができます。
戦艦アリゾナの沈没船体から、戦禍の爪痕が残る格納庫を探索し、アメリカの軍用航空機が灰の中から立ち上がり、希望を鼓舞し、自由を再定義し、国家を団結させて行動を起こすに至った経緯をご覧ください。