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概要
ハンガー79では、ハンガー37以降の、朝鮮戦争、ベトナム戦争、湾岸戦争時代の航空機が展示されています。第二次世界大戦で確立されたアメリカの航空技術が、その後の数十年間にわたり上昇し続けたことがうかがえる貴重な記録となっています。
約2,248坪の広さを持つハンガー79は、1941年12月7日の真珠湾攻撃に耐えた建物のひとつで、青いガラス窓には現在も当時の銃撃の痕が残っています。第二次世界大戦中、この格納庫は整備・エンジン修理施設として活用され、広い建物内はパールハーバーを拠点とする機体や、これから前線に向かう戦闘機や爆撃機、哨戒機で埋め尽くされていました。
現在、この格納庫には貴重な機体が多数展示されているほか、数十年前の航空機をよみがえらせる本格的な修理・整備室「シーリー・レストレーション・ショップ」があります。シーリー・レストレーション・ショップには、伝説のB-17スワンプゴーストをはじめ、将来の展示に向けて準備中のビンテージ航空機がずらりと並んでいます。
来館情報
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